コラム
短期間で改善が期待!
TMS治療が可能にする“仕事や勉強”との両立

はじめに
うつ病を発症してしまう人は毎年大勢いらっしゃいます。
テレビや新聞などのメディアで多く取り上げられたこともあって、うつ病の認知度は上がってきましたが、それでも「うつ病なんて甘え」「心が弱いからうつ病になんかなるんだ」といった誤った考えは少なくありません。
そんな空気感のある環境では治療について前向きに考える、実際に治療を受けることは難しいですよね。
また、うつ病は真面目な人ほどなりやすい病気なので、「休んでいたら勉強が遅れてしまう」「仕事に穴をあけると他の人に迷惑がかかる」と考えてしまい、症状がつらくとも我慢してしまう人が少なくありません。
そんな方々に紹介したいのがTMS治療(磁気刺激治療)です。
今回はなぜTMS治療がお勧めなのかについてと、TMS治療を当院で受ける際の利点について解説していきます。
治療時間と頻度
そもそもTMS治療とは、脳に磁気刺激を与えることで、脳機能の正常化、うつ状態の改善をはかる治療法のことです。
TMS治療は副作用がほとんどなく、再発率が低いという特徴があります。
そのため、一般的な治療方法である薬物療法を受けた際に生じる吐き気やめまいに苦しむことなく治療を受けることができ、勉強や仕事にほとんど支障をきたしません。
また、薬物療法の場合は治療初期では週に1回程度の通院、病状が落ち着いても月に1回、診察時間としては10分~30分程度の通院を続けることが一般的だとされています。心理療法も2週間に1回や月に1回のスパンで1セッションあたり50分~1時間程度かかります。
それに対してTMS治療は1回あたり10分~15分程度、個人差はありますが、約30回で治療が終了となります。
期間としては1ヶ月半~3か月程度で終わるため、長期休暇中や仕事の合間に治療を受けることで、その後頻繁に通院する必要がなくなったというケースは珍しくありません。
自由診療のメリット
TMS治療は国が認める治療方法ですので、保険適応で治療を受けることができます。
しかし保険適応のハードルは高く、「薬物療法を受けているが効果が認められない」「中等度のうつ病が対象」「6週間以内に30回の治療をおこなうこと」といった条件をクリアする必要があります。
TMS治療を必要としている人すべてがこの条件を満たしているわけではないため、保険適応でTMS治療を受けるのは難しいのです。保険適用のTMS治療は、そのほとんどが入院前提です。
一方で、保険適応ではない、つまり自由診療でTMS治療を受けることはなにもデメリットばかりではありません。
例えばスケジュール管理。保険適応で治療を行いながら学校や会社に行くことはなかなか難しいかもしれません。
しかし、自由診療なら自分の予定に合わせて、「平日は忙しいけど土日なら時間がある」「平日の隙間時間や退勤後なら通院できる」といった自分のペースで治療を行うことができるため、日常生活との両立が可能です。
梅田メンタルクリニックの強み
ここまでTMS治療について解説してきましたが、次に当院、梅田メンタルクリニックでTMS治療を受ける長所について紹介していきます。
梅田メンタルクリニックは福島駅からは徒歩5分、JR大阪駅、西梅田駅、大阪梅田駅からはそれぞれ10分以内に到着できる便利な立地がポイントです。
火曜日と水曜日は休診ですが、それ以外の曜日は19時まで診察しておりますので、通勤、通学途中で治療を受けることもできます。土日祝日にも診察を受けることができますので、平日に時間の取れないという方でも治療を受けることが可能です。
さらに西梅田駅やJR大阪駅からは地下道で直結しているため、雨が降っていても濡れることなく通院いただけます。
また、TMS治療専門クリニックとして10年以上の実績もあります。これまでの経験を踏まえつつ、最新の研究結果などを取り入れ、より根拠のある、より安全安心な治療を皆様に提供できるように努めています。
また、医療機器も充実しており、医師の問診だけでは判断しにくい症状についても機器から得られたデータをもとに的確にとらえることができます。
そのため正確なうつ病診断を実現し、最適な治療方法を提案することができるのです。
最後に
今回はTMS治療の概要と、当院の強みについて紹介しました。
うつ病は自然によくなる病気ではありません。むしろ放置していると病状が悪化する恐れがあり、治療を受けても以前までのような生活に戻りにくくなってしまう可能性があります。
そうなる前に早めに医療機関を受診し、治療することが重要です。
当院では治療実績の高さ、好アクセス、19時までの診療、土日祝日の診療といったポイントから多くの方にご利用いただいております。
うつ病に悩んでいる方、TMS治療に興味のある方はまずは初診・検査から始めてみませんか。
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参考文献
- 1.鬼頭伸輔(2019)「うつ病に対する経頭蓋磁気刺激(TMS)」, (エビデンスに基づく経頭蓋磁気刺激(TMS)治療), 『The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine』, 56(1), 38-43 (2025.9.5参照)
記事監修
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梅田メンタルクリニック
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